行動を起こさない人は行動を起こす勇気がたりてない?

あなたは、すぐ行動ができますか?
ここでいう行動とは「指示を受けて動く」ことではなく、「自発的に自分の意思で動く」ことです。
行動が「できてる!」と言える人は、どれだけいるのでしょうか。
「受け身の姿勢」ではなく「自ら挑戦していく姿勢」をもつことが、これから必要になります。
もくじ
行動する人

行動する人はどんな特徴がありますか?
- 前向き
- スピードが早い
- 目標がある
- 楽観的
などを私は思い浮かべました。
これらの特徴にはどんなメリットがあるのでしょうか。
前向き|行動する人の特徴
「前向き」とは性格を表しているかもしれません。
常に前を向き、挑戦し続けている人です。
この人たちは、なぜ前向きになれるのでしょうか。
私は周りにいる仲間の存在が大きいと思っています。
前向きな人には前向きな人が集まるものです。
前向きな人が集まることで、挑戦を後押ししてくれ、応援もしてくれる。
自分肯定的に捉えることができるようになります。
この性格は生まれつきなどは関係ありません。
自分の振る舞い方次第でどうにでもなるものです。
一度前向きな自分を演じることで、自分の性格になっていきます。
スピードが早い|行動する人の特徴
行動するまでのスピードが早い人は、行動しながら考える習慣があります。
行動してうまくいかなかった時に考える。
そうすることで何度も訂正をしながら進むことができるのです。
行動を起こせない人の特徴は行動する前に考えてしまうこと。
考えすぎて失敗した時のイメージばかりが先行してしまい、行動に移せなくなることが多いのです。
成功は一度で掴み取れるほど簡単ではありません。
何度も挑戦しながら掴んでいくものです。
そのためには早く挑戦して、失敗を繰り返しながら成功に近づけていくこと大切になります。
行動する人はそのことをわかっているのです。
目標がある|行動する人の特徴
明確な目標を持っている人は行動を起こします。
それは、自分がいま何をしなければいけないかわかっているからです。
長期的な目標を持っているならば、中期目標、短期目標も持っています。
この目標を達成するために必要なことは、優先順位をつけて取り組むこと。
優先順位の高い「いま必要な行動」を起こせるようになるのです。
楽観的|行動する人の特徴
楽観的とは行動を起こすまでのハードルが低いことをいっています。
言い換えれば「失敗を恐れない」ことです。
多くの人は、この「失敗」を恐れるがあまり、行動を起こせなくなってしまいます。
この行動を起こすまでのハードルを低く設定することで行動できる自分になるのです。
行動を起こすエネルギーとなるのは「愛」と「恐怖」

人が行動を起こす理由は2つあると言われており、それは「愛」と「恐怖」によるものです。
愛が理由の行動とは?
「愛」が理由となるときには必ず相手が存在します。
「誰かのために」といった理由があり、その誰かは「家族」「恋人」「仲間」「上司」「部下」などの身近な人から、国内・国外の離れた人も含まれるのです。
国内・国外の広い範囲での愛というのは、募金やボランティア活動している方たちもここにはいります。
「誰かのために」という行動はとても大きなエネルギーを持っており、人と人との強いつながりが現れます。たとえば「美味しいものを食べさせたい」「一緒に旅行いきたい」「みんなで何かを成し遂げたい」など、これらは仕事を行う上でも強いエネルギーをもたらします。
これはひとりでするより、仲間とした方が結果の出る理由にもなります。ひとりで行っても出せる力の量は限られているものです。いくら個人で優れた能力を持っていても、チームワークのいいチームには劣ります。
お互いの力を掛け合わせることで何倍もの威力を発揮するのです。
恐怖が理由の行動とは?
「恐怖」が行動の理由となる時、さまざまな理由が考えられます。
しかし、それらの原因のもととなるのは「人間関係」です。アドラー心理学では「すべての悩みは人間関係によるもの」だと言われています。
これは「上下関係」「優越感」「劣等感」など「縦の関係」が原因で行動が起きると。「勝ちたい」「褒められたい」「怒られたくない」など原因のことがほとんどです。
これらの行動は相手との競争関係にあり横の関係を築けていないがために、行動を起こすことはできますが、精神的疲労が大きくなります。
行動を起こさない理由は?

行動を起こす理由は「愛」と「恐怖」と言いました。反対に行動を起こさない理由も「愛」と「恐怖」なのです。
ここで大事になるのは「行動を起こす理由の愛は与えるもの」そして「恐怖で行動を起こす理由は競争する相手」でした。
これらの行動を起こすには自分の価値を信じられる必要があるのです。
自分の価値を信じる
人が行動する理由に「愛」と「恐怖」がありました。
この2つは行動するための理由でした。
実際に行動をするときに、もうひとつ必要になるものが「勇気」です。
この勇気は自分が価値のある存在だと思えたときにでてくるもの。
人に何かを与える行動は自分が満たされていないとできないものです。
もうひとつの「恐怖で行動を起こす理由は競争する相手」がいましたが、自分がその相手と近い存在価値があると思えないと行動できません。
たとえば新卒社員がその会社の社長に勝とうと思って行動しませんよね。
まずは目の前の先輩を超えれるように努力します。
これと同じで、自分の価値をどれだけ感じれるかで行動が変わるのです。
行動を起こすためには?

行動するために必要なものは「勇気」です。
「勇気」をもつためには自らを肯定することが大切であり、周りから「ありがとう」と言ってもらえる行動をとったり、小さな成功体験を積んでいくことで自己肯定感は高まってきます。
また、「行動する勇気」や「失敗する勇気」をくれる仲間の存在も大切です。
自分を肯定してくれ応援してくれる仲間がいて、自分が満たされてきます。
行動を起こすために仲間は大切なのです。
さいごに
行動を起こすことには「勇気」を伴います。「失敗したらどうしよう」とか誰もが思うこと。それを乗り越えた先にしか、成功や成長はありません。
行動のエネルギーとなるのは「愛」や「恐怖」でした。「愛」は、はじめの方で話した「自発的に自分の意思で動く」こと。「恐怖」は「指示を受けて動く」ことと同じです。どちらの行動をとりたいかは、あなた次第。行動を伴わずして成長はありません。
「知識」をつけたとしても「経験」を伴わないと「知恵」にならないのです。「経験=行動」こそが私たちを成長させてくれるカギになります。この機会に行動を起こす自分になっていきましょう。