不定愁訴って知っていますか?副交感神経の乱れも影響します

おはようございます!イズミです。
最近寒くなってきましたね。
特に朝は、外は暗くて寒いです。
だんだん朝も起きれなくなってきたのではないでしょうか?
そんな時に
「あたまが重い……」
「体がだるい……」
って悩まれていませんか?
もしかしたら不定愁訴かもしれません。
不定愁訴とは
不定愁訴って聞いたことありますか?
普段の生活では聞きなれない言葉だとおもいます。
「不定愁訴」とは、医療用語の一種で、何となく体調が悪いという程度の漠然とした自覚症状を訴える人が医療機関を受診しても、身体の不調や不快感につながる明らかな病変が見つからない状態を言います。「頭が重い」「イライラする」「体がだるい」「よく眠れない」など、患者からの訴え(主訴)は強いものの、その内容は主観的で変わりやすく、他人が見てもわかる客観的な所見(他覚症状)に乏しいのが「不定愁訴」の特徴です。症状が一貫せず、医学的に原因を説明できないため、治療は難しく、周囲からも理解されにくいと言われています。
本人は身体の不調を自覚していても検査などで異常がみられません。
そのため、原因を特定できない症状のことです。
この不定愁訴を抱えている人は多くいます。
もしかしたら、あなたもその1人かもしれませんね。
副交感神経の乱れが影響する?
原因が特定できない……といっても違うと思われるところもあります。
それが自律神経の一つである「副交感神経」の働きです。
不定愁訴がある人は、副交感神経の乱れている傾向にみられます。
副交感神経とは
交感神経と共に自律神経系を構成する神経。多くは交感神経と拮抗的にはたらく。興奮すると末端からアセチルコリンを分泌して心臓のはたらきの抑制、消化器のはたらきの促進などの作用する。
副交感神経は交感神経と自律神経を構成します。
交感神経が戦闘態勢の時にはたらく神経なのに対して、副交感神経はリラックス時にはたらく神経になります。
交感神経と副交感神経がバランスよく作用することによって、私たちの体は良い状態に保たれています。
副交感神経が乱れると
リラックス時にはたらくのが副交感神経でした。
では、副交感神経が乱れるとどうなるのでしょうか?
・
体がリラックスできない状態…つまり常に緊張している状態になってしまいます。
私たちが休んでいると思っていても、副交感神経が乱れていたら体は休めていない状態になってしまいます。
体は常に緊張している状態でいると、いつかは不調をきたしてしまいます。
その結果、「体がおもい」「イライラする」といったことになります。
自律神経のバランスを整える
副交感神経が乱れているということは、交感神経とのバランスがとれていないということです。
副交感神経と交感神経は自律神経になります。
自律神経は脊柱から出ているので、バランスを整えるためには脊柱周りの動きを高めることが大事です。
不調の時は、交感神経が優位の状態が続いていることが多くみられます。
そのため、胸椎の動きが少なく胸椎周りの筋肉が硬くなっていることが多いです。
自律神経を高めるためには、頚椎・胸椎の動きを高めることと頚椎・胸椎周りの筋肉を柔らかくすることが大事になります。
もし、猫背になっているようであれば硬くなっている可能性が高いですよ。