息づかいは大丈夫ですか?「息」は自分の心です

おはようございます!イズミです!
私がピラティスに関して書くとき、よく出てくる言葉は「呼吸」ですよね。
呼吸に目を向けてエクササイズすることの大切さを書いていると思います。
なぜ呼吸が大事なのか?
今回はこれを書いていきたいと思います。
もくじ
呼吸とは?
まずは「呼吸」とはなにか。
呼吸はこのように書かれています。
[名](スル)
1 息を吸ったり吐いたりすること。「呼吸を整える」「荒々しく呼吸する」
2 共に動作をするときのお互いの調子。息。「二人の呼吸が合う」「阿吽(あうん)の呼吸」
3 物事をうまく行う微妙な調子。こつ、また、ころあい。「呼吸を覚える」「呼吸をのみこむ」「呼吸をはかる」
4 短い時間。間(ま)。「ひと呼吸おいて再び話しはじめる」
5 生物が生命維持に必要なエネルギーを得るために、酸素を取り入れて養分を分解し、その際に生じた二酸化炭素を排出する現象。体外とガス交換を行う外呼吸と、それにより運ばれた酸素による細胞内での内呼吸(細胞呼吸)とがあり、一般的には外呼吸をさす。また、酸素を必要としない無気呼吸もある。
呼吸とは「酸素を吸収し、二酸化炭素を排出する」ことで、息を吸ったり吐いたりします。
生命維持でつかわれる呼吸以外に、感覚的な要素も入ってます。
「二人の呼吸が合う」「阿吽の呼吸」「呼吸をはかる」「間」など、感覚的要素が入っているのではないでしょうか?
「呼吸」と共につかわれる言葉が「息」です。
今回のタイトルにあるようにテーマとなる言葉です。
「息」は自分を表す
「息」という漢字は様々な使い方ができます。
漢字ペディアでは、
「息吹」「嘆息」「消息」「生息」「安息」「休息」「息災」「終息」「息子」「子息」「息女」「利息」「安息」「気息」「愚息」「姑息」「喘息」「窒息」「長息」「吐息」「令息」
参考引用:息|漢字一字|漢字ペディア
など、多くの使われ方をしています。
「息」という漢字は、自分の状態を表す漢字に使われることが多いと思いませんか?
「息」は自分を表しています。
それは漢字から読み取れます。
「息」は「自分」の「心」と書く
「息」を上と下に分けてみてください。
「自」と「心」
「自分の心と書いて息」ですよね。
「息」は、自分の心を表すもので、コントロールできるものです。
息は自律神経をコントロールできる
なぜ息が自分の心を表すのか。
息は唯一自律神経をコントロールできるものだからです。
自律神経は「自ら律する」と書くように、私たちの意思でコントロールできるものではありません。
心臓や血管、内臓系を動かしているのは自律神経になります。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」からなり、私たちはコントロールできません。
しかし、例外で「呼吸」は自律神経をコントロールすることができるのです。
息を吸うと「交感神経」息を吐くと「副交感神経」が高まりやすい
息は「吸う」と「吐く」で自律神経をコントロールできます。
息を吸うと交感神経優位に、息を吐くと副交感神経優位になると言われています。
普段、私たちが焦って冷静になりたい時、ゆっくり息を吐くと冷静になれるのは副交感神経を働かせようとしているからです。
運動して心臓がバクバク動いている状態で、「自分を見つめろ!」と言われてもできませんよね。
その時の呼吸はどのようになっていますか?
浅い呼吸を早くしていると思います。
怒りやすい人は「浅くて早い呼吸」をしていることが多いです。
そのため、周りや自分を冷静に見ることができず、怒ってしまいます。
ゆっくりとした深い呼吸を手に入れよう
浅く早い呼吸は、自分を見つめれると思いますか?
自分に目がいかず、空気を吐き、吸うことだけに目がいってますよね。
「息は自分の心」を表すものです。
自分の心が何を思っているのか。考えているのか。
これを知るためには、ゆっくり深い息をすることをオススメします。
今まで焦って見えていなかった部分が、息を変えることで見えてきますよ。