自然な笑顔を見てほしい!自然な笑顔を引き出すアプローチ

「最近笑えてないね。」
「なんか笑顔がぎこちないよ。」
と、言われたことありませんか?
自分では笑っているつもりでも、まわりの人から見たら引きつっているように見える。
どうしていいかわからなくなりますよね。
そんなあなたに、自然な笑顔を引き出すアプローチ方法をお伝えします。
もくじ
自然な笑顔とは
自然な笑顔は、自分で意識しなくても笑顔ができていることですよね。
意識的に口角を挙げてつくった笑顔ではなく、心の状態に合わせて出てくる笑顔のこと。
そんな笑顔ができたら最高ですよね。
自然な笑顔は感情がポジティブのときにでる
あなたが自然に笑えているときって、どんなときですか…?
「楽しい」「うれしい」「落ち着く」など、ポジティブな感情をもったときだと思います。
人はポジティブな気持ちのとき、自然を笑みがこぼれます。
たとえ、話しをしているだけだとしても。
あなたも心許せる友人と話しているだけで、笑顔になれますよね?
でも、普段の笑顔はぎこちないって言われる…
ポジティブな気持ちになれればいいのに、なぜかできない。
では、なぜポジティブな気持ちになれないのでしょうか。
ポジティブになれないのは身体がゆるんでないから
ほとんどの人の身体は固まっていて、ゆるんでいません。
身体が固まっていると、気持ちも固まってしまいます。
笑顔がぎこちないって言われるのはどんなときですか?
「仕事で焦っている」「初対面の人で緊張している」「イライラしている」など、気持ちに余裕がなく、どちらかといえばネガティブな感情のときですよね。
感情がネガティブのとき、自分を守ろうと身体を硬くしてしまいます。
反対もあり、身体が硬いとき感情がネガティブに。
気持ちも身体もゆるんで余裕がないと、自然な笑顔は引き出せません。
自然な笑顔を引き出すには身体をゆるませる
自然な笑顔を引き出したい!ってときには、身体をゆるませることが大切です。
では、どこをゆるませるのか?
それは、自律神経に影響する「腸」「胸椎」「表情」です。
腸をゆるめて感情豊かになり自然な笑顔へ
私たちが腸を意識するときは、おなかが痛いときぐらいではないでしょうか。
それくらい、腸を意識することは少ないですが、大事な機能をもった部位です。
腸はストレスに反応しやすく、私たちの心がストレスを感じると一緒に反応します。
そして、それを留めてしまい、結果的に硬くなってしまう。
腸は、臓器のなかでも血流量が多い方で、健康とも関わりも大きいです。
免疫系の約70%が存在するといわれており、腸が硬くなると病気にかかりやすくなります。
また、腸は大腸と小腸がありますが、これらは、心臓や肺とつながりがあるといわれており、循環器系や呼吸器系に影響を与える可能性もあるのです。
大事な機能をもった腸ですが、ゆるむことで身体に与える影響も大きいです。
そのひとつが、セロトニンを分泌すること。
セロトニンは、別名「幸せホルモン」といわれ、心を豊かにしてくれます。
気持ちに余裕をつくってくれるホルモンですね。
このセロトニンの約90%以上が腸に存在するといわれており、腸がゆるむことでセロトニンの量が増え、心が豊かになっていきます。
しかし、腸が硬くなって機能が低下しているとどうでしょう。
セロトニンの量は減ってしまい、心に余裕がない状態に。
この状態では、イライラしてしまったりして、気持ちが安定しません。
セロトニンは、精神を安定させる作用もあるため、心の状態に密接に関係しているのです。
胸椎を動かして自律神経のバランスを整えて自然な笑顔に
自律神経に影響を与える部位はたくさんありますが、整えやすいのは胸椎からのアプローチです。
胸椎は、自律神経のひとつである「交感神経」が出ている部位になります。
胸椎の動きが少なく、背中まわりの筋肉が硬い人は、交感神経が優位に。
交感神経が優位になると、常にアクセルを踏んでいる状態と同じになるため、緊張状態が続き、イライラした感情などを誘発する恐れがあります。
怒りやすい人や疲れがとれにくい人は、胸椎の動きが少なく、背中まわりの筋肉が硬くなっている可能性が…
その状態で笑顔をつくろうとしても、身体が固まっていては心はゆるみません。
身体と同じように、心も固まってしまいます。
そうならないためには、胸椎を動かすエクササイズをして刺激していくことです。
胸椎の動きが大きくなり、胸椎まわりは柔らかくなってくると、自律神経のバランスは整えられるため、副交感神経が高まり自然な笑顔を導きだせます。
リラックスできる身体をつくっていきましょう。
頬をゆるめて自然な笑顔に
笑顔ができない人、それは、表情筋が硬くなっている人です。
笑う機会が少ないと、表情筋を動かす機会が少なくなってしまうため、表情筋が硬くなります。
ただでさえ、表情筋が硬いのに、さらに硬くなってしまう。
まさに、悪循環に陥ってしまいます。
なぜ、表情筋をゆるめることが大事なのか。
それは、表情筋は副交感神経と関わりがある筋肉だからです。
表情筋は顔にあるたくさんの筋肉のことを総称して言っています。
表情筋をコントロールする「顔面神経」はこう書かれています。
顔面筋支配の運動神経、涙腺や口蓋腺などの分泌作用制御の副交感神経、および味覚を司る感覚神経を含む混合神経である。
引用:脳神経ー脳科学辞典
筋肉を動かす運動神経、感覚を司る感覚神経、内分泌作用のある副交感神経が含まれています。
運動神経は主に表情筋を、感覚神経は味覚を、内分泌は唾液を分泌しています。
上記3点の組み合わせをみて、なにかイメージされましたか?
そう、上記はご飯を食べるときにつかう組み合わせです。
よく、「誰かとお話しながら食べるとおいしい」といいますよね?
これは、お話しすることで表情がゆるみ、リラックスして副交感神経が優位になることで、唾液の分泌量が増え味覚が冴え渡るからです。
ひとりでご飯を食べるよりも、だれかとご飯を食べた方がおいしいのには、顔面神経を含む、副交感神経が関わっていたのです。
表情筋がゆるむことでリラックスして、副交感神経が優位になる。
これを自らアプローチすることで、副交感神経を高めることができるのです。
それが、頬の筋肉をゆるませること。
頬の筋肉がゆるむのであれば、マッサージでもリラクゼーションでもいいのですが、カンタンにできるのは、軽くつまむことです。
私も良くするのですが、頬を片方の親指と人差し指で軽くつまんで引っ張る。
これだけで、頬は柔らかくなりゆるんできます。
ゆるんだ頬は軽くつまんでも痛くありません。
もし、つまんで痛いのなら、硬くなっている可能性があります。
空いている時間に何度もつまんで、頬を柔らかくしてみてください。
身体がゆるむことで笑顔も自然に
いかがでしたか?
身体と心は密接な関係にあります。
身体がゆるむと心はゆるみ、心がゆるむと身体はゆるむ。
どちらか一方へのアプローチではなく、どちらからもアプローチすることができます。
しかし、心からアプローチするのは結構難しいです。
切り替えろといわれても、心をカンタンに切り替えられないからみんな困っています。
そんなときは、身体に目を向けて身体をゆるめてください。
いままでとは違った感覚を味わうことができると思いますよ。